剣淵町の蜂蜜による蜂蜜酒が完成しました。銘柄は「黎(あかつき)」と「農(みのり)」の2つです。「黎」の風味はスィートとしました。発酵後に発酵種である清酒酵母を濾過し、甘味を前面に押し出しています。仕上がりも透明で、赤いラベルが映えます。「農」の風味はリッチです。甘味を保ちつつ、発酵種をある程度残し、複雑な味わいを醸し出しています。原料は剣淵町産の蜂蜜100%です。醸造は、蜂蜜酒専業の醸造所として実績のある、埼玉県秩父にある「ディアレットフィールド醸造所」に委託しました。

蜂蜜酒はとてもシンプルな作りです。原料は蜂蜜だけ、それを水で薄め、発酵種を加えます。アルコール度数は10%です。外気温にもよりますが、1~2ヶ月程度発酵させ、瓶詰となります。エンジョイ道北では3銘柄作ります。「黎」「農」そして、濾過&ドライ風味の「剣(つるぎ)」です。(「剣」は本年半ばに製造予定です。)今回、エンジョイ道北として最初の製造となるので、醸造所と相談し、クセが弱い蜂蜜を複数組み合わせ、味、風味のバランスを取りました。蜂蜜は、蜂がその時咲いている花種から集めます。花種により風味が変わるのは当然ですが、同じような花種であっても時期、気候により風味が変わります。この違いを味わうのが蜂蜜酒の楽しみの一つです。蜂蜜酒は開封しない限り年単位で保存できます。(直射日光、並びに▲10℃以下の場所は避けてください。)製造ロット毎の違いを楽しむことが出来ます。

蜂蜜酒は口当たりの良さから、様々な飲み方があり、つまみも幅広く合わせることができます。お薦めは、良く冷やしてストレートで、味が強くないたんぱく質系のつまみと合わせるのが良いです。また、ロック、炭酸割、またジュースと合わせてもおいしいです。つまみはチーズがお勧めですが、味の濃くない肉、魚料理と合います。変わったものとしては、蜂蜜酒をアイスクリームにかけてもおいしいです。

西洋人にとり、蜂蜜酒meadの説明は不要です。過日、観光に北海道に来たオーストラリア人に説明したら、太古の昔から作られている蜂蜜酒が北海道の蜂蜜を原料として作られていることに驚いていました。但し、日本の蜂蜜酒は西洋のものと違いがあります。蜂蜜酒は西洋では基本的にワイン酵母で作られます。しかし、日本では清酒酵母で作られているものが多いです。日本では蜂蜜酒の製造を始め、他者に技術指導をした方は日本酒製造者です。また、エンジョイ道北の製造委託先が日本酒酵母とワイン酵母両方を試したところ、日本酒酵母の方が酒のコクが深まるとのことでした。エンジョイ道北は製造者の薦めに従い、日本酒酵母で作りました。なお、ワイン酵母で作っている製造者もおり、蜂蜜の風味の違いに合わせ、個性のある蜂蜜酒を作っておられます。外国人には、日本酒酵母による蜂蜜酒を味わって頂きたいです。

販売は、エンジョイ道北本社、セイコーマート剣淵店、スーパーマーケット西條(現在は士別店のみ、今後、他店でも販売されます)、道の駅けんぶち、そしてエンジョイ道北サイトの通販サイトからも買えます。(トップページ右上にボタンあり。)剣淵町のふるさと納税の返礼品にもなります。(早ければ2月中に申し込み可能。)

ラベルは沼田町のtocoto一級建築士事務所の山本さんにお願いしました。蜂蜜酒は、西洋では新婚さんが結婚後の1ヶ月に毎日飲む習慣がありました。また、醸造所によれば、記念品、贈答品に注文する方も多いとのことです。そのような良き場になじむ酒であることと、剣淵町の風土をラベルデザインに込めてもらいました。

今後、このサイトを通じて、蜂蜜酒のおいしい飲み方、剣淵町蜂蜜酒の特徴を発信して参ります。どうぞご期待ください。