名寄ピヤシリスキー場

名寄市郊外にある、国体が開かれたこともある規模のスキー場です。
名寄市内から車で10分程度を要します。70ｍ級ジャンプ台も併設されています。
サマージャンプが無かったころは、このジャンプ大会開催が北海道のスキー競技シーズンの口火を切るイベントと認識されていました。

山頂までは3機のリフトを乗り継ぎます。
複数のコースがあり、麓まで2km以上のコースもあります。
多くの斜面がありますが、急・中斜面が多いこと、下の方に傾斜のきつい斜面があることから、上中級者が多く訪れます。
もちろん、初級者、家族連れが楽しむことができる斜面もあります。

ここの売りは、寒さゆえの最高の粉雪です。
北海道の大きなスキー場は、上に行くとどこも寒いですが、ピヤシリは全体的に寒いです。
それゆえ、冷え込みが強く、晴れて風が無い日は、空気中の水分が凍るダイヤモンドダスト、あるいはサンピラーを見ることができます。

温泉・宿泊施設、食堂があり、じっくりと楽しむことができます。
あまりに寒くマイナス15℃以下の場合、スキー板の滑りが悪く、身体も冷えて動きにくいことから、早朝、夕方以降のスキーはあまりお勧めいたしません。
そのようなときこそ、施設で休み、自然を楽しみながらスキーをすると良いでしょう。
また、当スキー場は届出をした上でのバックカントリーを行うことができます。
寒さのこともあるので、十分な装備をした上でお楽しみください。