世田谷下北ファーム
剣淵町には、素敵な洋食の店が1件あります。
剣淵町には、温泉&宿泊施設である「レークサイド桜岡」があります。その中の食堂が「世田谷下北ファーム」です。
シェフの吉野晃之(よしのてるゆき)さんは、東京都八王子市の生まれです。お父様も料理人で、吉野さんはその姿を見て育ちました。
調理師学校を卒業後、横浜のフランス料理店で修行し、その後、有名な洋菓子店である「アンリ・シャルパンティエ」でパティシエとしての修行も積まれています。
2015年に独立し、東京都世田谷区下北沢に下北ファームを開店しました。
2020年に地域おこし協力隊として剣淵町に移住してくださり、同年10月、レークサイド内に「世田谷下北ファーム」を開店し、今に至ります。
同店は洋食のお店です。
調理の専門学校とレストランの現場で鍛えた確かな腕に支えられ、庶民的でありながら特徴のあるメニューが揃っています。
昼は11:00~14:00、夜は17:30~20:00(夜は要予約)です。水曜日が定休日です。
私達は夫婦でお昼に行くことが多いです。メインの肉料理、魚料理があります。
調理方法、味付けにかなりの工夫があり、どうしたらこのような味になるのか、いつも謎解きをしながら食べています。
一方、吉野さんはプロとして、お客さんの要望に合わせる技術も備えています。
過日、我が家で両親との食事会を持ちました。吉野さんにお弁当を作ってもらいました。
複数の魚料理、肉料理をメインとし、それ以外にも他の素材を作ったおかずを少量ずつ多数取り揃えてくれました。
味も穏やかで、高齢の両親も楽しむことが出来ました。とても良い時間を過ごすことができました。
そして、吉野さんの腕前に感心しました。
下北ファームの売りは、メインの料理の他に3つあります。
1つ目は付け合わせのリーフサラダです。一見、何の変哲もない野菜サラダに見えますが、まず、吉野さん厳選の野菜そのものがおいしい。地元の野菜を中心に、その時のベストのものを使っています。そして、オリジナルドレッシングがおいしい。ドレッシングには、地元特産のキヌアを使ったものもあります。
2つ目はお菓子です。残念ながら現在は原材料価格上昇のために製造を中止しています。以前、吉野さんが作ったガレットを食べましたが、その美味しかったこと。味、触感、見た目のバランスがとても良かったです。家内が大ファンになりました。復活を希っています。
3つ目はお酒です。これは夜の部のみです。まず、サントリーの「山崎」を始めとした定番のウィスキーがあります。次に、北海道の酒造メーカーが作っている幻の焼酎があります。私もここで知り、旭川の地酒屋で入手したものがあります。そして比較的入手し易い九州の焼酎も置いています。ある銘柄は、私も数年前にたまたま東京のスーパーで買い、それ以来、ファンになりました。どうしてこの価格でこんなに風味豊かなものができるのだろうと驚いたものです。これらの銘柄の取り揃えに吉野さんのセンスの良さを感じます。
下北ファームは、おいしい料理だけでなく、吉野さんの穏やかなお人柄を感じられる素敵なレストランです。
どうぞお気軽にお運びください。
店名・施設名 | 世田谷下北ファーム |
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住所 | 北海道上川郡剣淵町東町5141(剣淵温泉レークサイド桜岡) |
電話番号 | 0165-34-3281 |
営業時間 | ランチ:11:00~L.O.14:00 ディナー:17:30~L.O.20:00(ディナーは予約をおすすめします) |
定休日 | 水曜日 |
ホームページ等 | https://x.com/farm_kenbuchi |